井戸増掘工法(エアーロータリーハンマー)
水量の減少した井戸を復活、再生する特許工法のご案内
こんな井戸に最適な工法です。
- 井戸が古くなり水量の減少した井戸
- 近隣に井戸が増え水量の減った井戸
当社がおすすめするエアーロータリーハンマーによる増掘の特徴
- 工期が短い(機械設置から約4~6日間)
- 狭い場所でも掘削可能(工事用地3m×6m程度)
- パーカッション工法では不可能。
- 硬い岩盤でも難なく掘削可能。
増掘工法の説明
特許取得(特許第4551436号)
Made in 新潟(23D1001)
- 掘削時に挿入したケーシングパイプ(孔壁保護管)の管底部に取付けてある ボトム を専用機具(ミーリングビット)にて取り壊します。(図1)
- 増掘ポイントの地層を想定し、ケーシングプログラム(ストレーナーパイプ[採水管]の設置位置)を決定後、掘削を開始します。工法は、ケーシングパイプ内に掘削用ビット(図2)を挿入し(図3)、ケーシング管底よりビットを露出させ、正方向(時計回り)に回転するとビット先端が(図2・4)の様に広がり、掘削と同時にケーシングパイプを埋設する工法です。掘削が終了したらビットを逆方向(反時計回り)に回転させビット先端を閉じ(図5)、ドリルロット(堀管)を引揚げて終了です。
井戸の状況による増掘工法の違い
既存の井戸の状態によってケーシングパイプの据付工法が異なります。
- ケーシングパイプが比較的新しく、損傷の少ない場合は落とし込み型(下図左側)にて施工します。この工法は、増掘部分のみに新設のケーシングパイプを設置します。
- ケーシングパイプが古く損傷の多い場合は立上げ型(下図右側)にて施工します。この方法は、増掘部分~既存ケーシングパイプ内まで新設のケーシングパイプを設置します。
主な掘削日数
民間消雪井戸の最小口径100mmから大口径・深深度の井戸も掘削可能です。
工事期間を例にすると(※岩盤掘削は5割増し)
深度 / 口径 | φ150 | φ200 | φ250 | φ300 | φ350 |
---|---|---|---|---|---|
80m | 3~4日 | 3~4日 | 3~4日 | 3~4日 | 3~4日 |
150m | 4〜6日 | 5~7日 | 5~7日 | 3~4日 |