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探査から設備まで、
確かな技術と一貫した工程管理で対応します

掘削事業と設備事業のバランスの取れた計画は、地下資源開発事業の会社として最も得意とする所であり、
お客様のベストプライス、ベストクオリティーを実現します。

温泉開発フローチャート

Step1コンサルティング・探査業務

Step2掘削業務

Step3設備・管理業務

温泉とは

地球の地下の熱源に近いところにある水分が熱せられたのが温泉です。温泉法で具体的に定義されており、水温が25℃以上、法律で規定されている成分のうちいずれかが一定量以上含まれていれば、法律上は温泉となります。物理的には深ければ深いほど熱い湯が出ますが、浴場としての使用が目的であれば、42~43℃の湯が湧出する地点を目指して掘ります。全国的には1500~1800mを掘ることが多いのですが、地域によっては20~40m掘るだけで出てくる場所もあります。

コンサルティング・探査業務

電磁波探査などを用いて地質を調査し、候補地の中から源泉として有力な場所を絞り込み、工事のプランを提案します。

掘削業務

温泉掘削においては、掘削をするボーリングマシーンや、泥を循環させる泥水ポンプ、泥水をためるプラント処理をする機械など、使用する設備や機械が大型になります。そのため、工事用整地が必要です。平らに整地し、地盤が軟弱な場合は鉄板を敷くなどの地盤改良を整えてから、機材を組み立て、掘削工事に入ります。

工事期間は土地によって大きく異なります。砂地の多い軟弱な地層の場合は1500m掘るのに1か月半から2か月で終わることもありますが、硬い岩盤のある地域では同程度の深さを掘るのに半年ほどかかることもあります。

揚湯試験は実際に温泉を出してみるテストです。各都道府県の保健所立会いのもと、仮ポンプを入れて実際に汲み上げ、掘ったところから温水が出ているのを確認してもらい、湯量と水温、成分の内容を分析してもらいます。

その後の設備工事をご依頼いただいている場合は、使用する湯量に合わせて動力装置を選び、都道府県に動力装置許可申請を出して認可を得ます。

設備・管理業務

給湯設備工事を行い、揚湯ポンプを都道府県立会いのもと設置します。都道府県の温泉施設許可申請と温泉採取許可申請が認可されて、温泉浴場として使用できるようになります。温泉は、その後のメンテナンスも非常に重要です。